設計事務所と施工会社。もともとは分業していたこの業務を弊社ではワンストップで請負わせていただいております。以前もお話させていただきましたが元々はフリーランスの設計事務所として弊社はスタートしました。
設計監理+デザイン以外は他社との協業でした。

その時のメリットしては、専任制を敷くができるので各業務の純度が高まること。デメリットしては窓口が現場監督のため職人さんとのコミュニケーションが取りづらく細かい配慮が難しい。ことでした。

いまどの産業においてもコモディティ化がすすみ、こと建築デザインにおいても突出するのは難しくなってきています。当時の私も、狭義におけるデザインだけでは会社の価値を高めるのは非常に難しいと感じ、もっと広義的にデザイン、建築を考えないといけないと思い、建設業（施工）の世界に踏み込みました。

施工というは設計以上に、経験が大切になってきます。チャレンジしてく中でうまくいかない事もありましたが、その都度リカバーしてきました。
今まで気にならなかったことも日々たくさん気づくようになってきました。
現場の雰囲気や職人さん同士の関係も理想に近づいてきました。
よりよいものをつくるための環境づくりができてきました。

メリットはまだまだたくさんありますが、それはまたの機会にお伝えしたいとしたいと思います。